氷川きよし無期限休養の衝撃！ 「休みたい…」理想と現実のギャップに苦悩

活動休止を発表した氷川きよし（東スポWeb）

　歌手の氷川きよし（４４）が年内いっぱいで活動休止すると２１日、所属事務所の公式サイトで発表した。「リフレッシュする時間をつくりたい」というのが理由だ。演歌・歌謡曲界でトップを走り続けてきた氷川の突然の休養発表に、ファンからも驚きの声が上がっているが、実はここ数年、その予兆はしばしば見られていた。

　公式サイトは「この度、氷川きよしは２０２２年１２月３１日をもちまして一旦歌手活動をお休みさせていただくことをご報告申し上げます」とした。

「自分を見つめなおし、リフレッシュする時間をつくりたいという本人の意向を尊重しこの様な決断に至りました」と活動休止の理由を説明した上で「お休みの期限は特に定めておりません」と、無期限であることも明かした。

　氷川は２０００年２月２日に「箱根八里の半次郎」でデビュー。男性アイドルのような顔立ちで人気を博し、��演歌界のプリンス�≠ニ呼ばれるようになった。昨年大みそかもＮＨＫ紅白歌合戦に出場し、２月１日には新曲「群青の弦（いと）」のリリースも決まっている。今年も活躍が期待されていたが、近年は精神的に追い詰められている部分もあったという。

「数年前に喉のポリープを除去してから、さらに声が出るようになり、歌うことが本当に楽しいという時期もあった。ただそれ以上に、常にトップを走り続けていかなければならないというプレッシャーを感じていたのも事実。最近は事あるごとに『休みたい』といった言葉をこぼすようになっていました」（音楽関係者）

　演歌歌手としてデビューした氷川だが、数年前から「ジャズ、ブルース、シャンソンも勉強したい」と話すようになり、「限界突破×サバイバー」や「碧し」などポップスを歌うことも多くなっていた。また２０１９年から始めたインスタグラムでは、ドレス姿やメークした写真をアップし、話題になっていた。

「氷川の中で、自分はもっと違うものを表現したいという願望が強くなっていった。ただ、ファンから求められていることと、自分のやりたいこととのギャップも感じて苦悩していた部分もあったようです」（前同）
　
　気になるのはいつ戻ってくるか、ということだろう。無期限ということでそのままフェードアウトすると受け止める人がいてもおかしくないが、そう長期間にならないのでは、という見方をする関係者は多い。

　芸能関係者は「そのまま引退というわけでもなく、とにかくいまは休みたいという本人の意思を尊重した形。休んでから何をしたいとかが決まっているわけではないので、早々に戻ってくる可能性もありそう」。

　これまでも休養発表後、数年で復帰した歌手は少なくない。前出音楽関係者は「クリエーティブな活動をする人にとって、時間を空けてリフレッシュすることは必要です。氷川もパワーアップして帰ってくるのではないでしょうか」と語る。

　年内はコンサートツアーや劇場公演などのスケジュールが決まっている。ファンに直接、しばしのお別れを告げて、休養に入る。

https://news.yahoo.co.jp/articles/09cdfb52c65140cdce67601587041b03c2121743

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