かまいたち山内、愛猫2匹の死を報告　親子ともに急性腎不全　「この子達の血筋なのかもしれない」

かまいたち山内、愛猫2匹の死を報告　親子ともに急性腎不全　「この子達の血筋なのかもしれない」

　お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さんが2月27日にInstagramを更新。飼い猫のチャイが2022年に、のび太が先日息を引き取ったと報告しました。

　山内さんは、飼い猫専用のInstagramアカウントを解説するほどの愛猫家として知られており、YouTubeでも「ニャンチューバーねこうちさんの部屋」というアカウントで家族を紹介しています。

　複数の猫と暮らすなかで、のび太はチャイのお父さんという関係でしたが、先のInstagram投稿で山内さんは2匹の死因がともに急性腎不全だったと報告。

　家では花やアロマ、洗剤など猫が口にすると危ないものに対して人一倍気を遣っていたということから、「この子達の血筋なのかもしれないとのことでした」とつづっています。

　また、同じくのび太の子どもであるモカも、3年前から腎不全の治療を受けているとのこと。再生医療という治療法で毎月通院し、家では飲み薬と皮下点滴をしながら、頑張って毎日を過ごしていると説明しました。

　「チャイものび太も私の人生そのものでした。今の私がいるのも本当にこの子達のおかげです」と2匹への感謝を述べた山内さん。いまいる家族についても「みんな高齢になってきて、いろいろなことがありますがどんな時も最後の最期までその子にとって幸せだったと思えるように毎日過ごして行きたいと思います」とつづっています。

　猫で最も多い病気とされる、腎臓病の治療薬開発に取り組んでいる医師がいます。昨年3月末に東京大学大学院医学系研究科を退職して立ち上げた研究機関「AIM医学研究所」の代表理事の宮崎徹さんです。一昨年夏、研究費が打ち切られ中断を余儀なくされましたが、苦境が報道されると、全国の愛猫家から3億円近い寄付金が殺到し、開発もヤマ場に近づいています。宮崎さんは「猫の寿命は15～20年だが、30年に延ばすことも可能」と、薬の可能性に期待します。

宮崎さんは「猫の死亡原因の1位はがんで、2位は腎臓病。だが、がんで死んだ猫を解剖すると腎臓はぼろぼろ。直接死因はがんが多くても、猫の腎臓病の罹患りかん率は100％とも言える」と説明します。←←←←

研究段階では、AIMを注射することで余命1週間と宣告されていた猫が劇的に回復する例も出ており、猫の治療薬は、早ければ24年中にも承認されることを目指しています。寄付金は、ほとんどを猫薬の研究開発に充て、一部を研究所の運営に使うといいます。