EXIT兼近「誰が悪いってやんないでほしいなと」鉄筋補強のないブロック塀倒れて通学中の児童骨折

　　鯖江市によると、男児は病院に搬送され、約2カ月の入院治療が必要となる見込み。県警や市が詳しい状況を調べている。市によると、ブロック塀はコンクリート製のブロックが6段計36個積まれたもので、男児が触れたところ上の2段が崩れたという。ブロック塀は約40年前に設置されたもの。ブロック塀の製作過程では、補強のために鉄筋を入れることが義務付けられているが、市教育委員会が見た限りでは鉄筋は確認できなかった。斎藤邦彦教育長は会見で「今回のような事案が起きて誠に申し訳ない。子どもたちの安全確保に一層努めたい」と話した。

　兼近は「時代背景もありますよね、こういう違法建築みたいなものが乱立してたりもありますし、ましてや田舎の方に行ったら自分で建てたんじゃないかみたいな家とかもあって、危険なものって凄いたくさんあるんですよね」と指摘。

　「そんな中で安全なんじゃないかってみんなが思ってしまった、たぶん（倒れることは）想像できなかった、子供の動きも想像できないってなったら、これ誰が悪いんだみたいな…。犯人捜しは難しい」とし「原因をみんなで考えて、“ここは危ないよね”とか、いろんな近隣住民との話とかも大事なのかなとかも思います。老朽化しているから税金を投入しようともたぶんならないと思いますから、個人レベルでやんなきゃいけないことも凄い多いんだろうなっていうのは感じました。誰が悪いってやんないでほしいなと思います」と自身の思いを話した。

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