橋下氏「日曜報道」尾身氏“新提言”に「どっち？たぶんコメンテーター」　梅津アナ慌てる

　橋下徹弁護士が２３日、フジテレビ「日曜報道　ＴＨＥ　ＰＲＩＭＥ」に出演。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が、１９日の会合後の取材対応で、オミクロン株への対策として「人流抑制ではなく人数制限」と述べ、しっかりとした対策をとれば、飲食店休業やステイホームなどで経済活動を止める必要はない旨の説明を行ったことに、橋下氏は「政府の正式な機関として言ったことなのか、コメンテーターとして言ったことなのか。それたぶんコメンテーター」と指摘した。

　橋下氏は、番組ラストで「政治家と専門家の役割分担、国と地方の役割分担、このあたりははっきりしましたよね。この役割分担をしっかりやらなきゃいけない」と述べた。

　「一般病床を制約する基準だったりとか、専門家がデータを出して総合判断は政治家の役割だとか、そういうところをしっかり尾身さんには認識してもらって、これから提言してもらいたいですね」と指摘した。

　進行の梅津弥英子アナウンサーが「一歩踏み出し、新しいメッセージを出そうとしたということなんでしょうか」と受け取ると、橋下氏は「それは分科会、政府の正式な機関として言ったことなのか、コメンテーターとして言ったことなのか。それたぶんコメンテーター」と指摘した。

　梅津アナは「コメンテーターではないと思います」と苦笑すると、橋下氏は「いやあ、コメンテーターと同じだと思いますよ」。

　カメラに向かって「尾身さん、はっきりどっちなのか言ってくださいよ。僕の言うことたぶん聞いてくれないと思いますけど」と求め、番組が終わりそうになる流れとなり、梅津アナは慌てながら「見てらっしゃるかもしれませんけどね」と引き取って、番組を締めていた。

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