嫌いな「ネットご意見番」ランキング　2位キンコン西野、3位メンタリストDaiGoを上回った1位は？

長らく“ご意見番”といえばテレビ、新聞や雑誌をメインフィールドにしていたが、SNSやYouTubeといった発信手段の進化に伴い、ネットを中心に活躍する意見番も増えている。彼／彼女らが放つ意見はたちまちSNSで拡散され、毎日のようにネットニュースに取り上げられている。なかには、熱狂的なファンを抱え、芸能人を遥かに凌ぐ影響力を持つ人も。

いっぽうで、自由で過激な発言が物議を醸し、炎上することもしばしば。そこで本誌は、セルフアンケートツール「QiQUMO」とTwitterで嫌いな“ネットご意見番”のアンケートを実施。ランキングを作成した。回答したのは男女587人。

第3位はメンタリストDaiGo（36）だ。

メンタリズムに関する著書を多数出版し、登録者数216万人を誇るYouTubeチャンネル「メンタリストDaiGo」では「心と体が疲れやすい人がすべきことTOP5」「去年買って人生変わったものTOP5」など幅広いジャンルの解説動画を配信している。

しかし’21年8月、YouTubeのライブ配信中に、視聴者からの質問に答える形で「生活保護の人たちに食わせる金があるんだったら猫を救ってほしいと僕は思うんで。生活保護の人が生きてても僕は別に得しないけどさ、猫はさ生きてれば得なんで」「自分にとって必要のない命は、僕にとって軽いんで。だからホームレスの命はどうでもいい」などと持論を展開し、批判が殺到することに。実弟で謎解きクリエイターとして活躍する松丸亮吾（27）からもTwitterで苦言を呈され、その後しばらく活動を自粛していた。

そんなDaiGoを選んだ理由として、“生活保護”発言を筆頭に、社会的弱者に対する強気なスタンスに非難する声が多く上がっていた。

《炎上後も端々で弱い人に対する同情心のなさが見え隠れするので》（50代女性・会社員）
《このようなご意見番の方は大体、理論的で説得力があり良いと思うんですが、この方は人の気持ちも考えずに正論を振りかざす感じが苦手です》（20代女性・専業主婦）
《気を衒ったような論が多くて不快》（10代男性・学生）
《失言があったが、その言葉に人間性を疑った》（50代女性・会社員）

続いて第2位に選ばれたのは、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣（42）だ。

相方の梶原雄太（42）と’99年にコンビを結成するとたちまち人気に火がつき、バラエティ番組『はねるのトびら』（フジテレビ）でレギュラーを務めるなどお笑い界の第一線で活躍し続けてきた。

芸人と並行して独学で絵を学び、’09年に、にしの あきひろ名義で絵本『Dr．インクの星空キネマ』を出版し、絵本作家としての活動もスタート。

さらに、絵本『えんとつ町のプペル』は累計70万部を突破するなど大ヒットを記録し、自身が製作総指揮を務めた同名の映画も公開され、カタールのアジャル映画祭ではMohaq部門 最優秀長編映画賞を受賞している。

月額980円のオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」も立ち上げ、現在の会員数は約7万人といわれている。他にもクラウドファンディングで「西野があなたを意識する権」を1万円で販売、木の時計台をつくるなどファンを巻き込んだビジネスを展開している。

それゆえ、お金儲けに積極的な姿勢に対して拒否反応を示す人が少なくなかった。

《西野が色々発信するのは裏に金儲けが透けて見えていやだ》（20代女性・専業主婦）
《胡散臭い》（80代女性・無職）

そして、残念ながら第1位に選ばれたのは、「ホリエモン」の愛称で知られる実業家の堀江貴文（50）だ。東京大学在学時に後のライブドアとなる会社を立ち上げると、’04年に近鉄バファローズの買収に名乗りを上げ、翌年にはニッポン放送の買収にも乗り出すなど、話題を独占。

’06年に証券取引違反の疑いで逮捕、懲役2年6ヶ月の実刑判決が確定し、’13年に出所した後は、ふたたび実業家としての活動を再開。宇宙開発事業や飲食店のプロデュースなどその活動は多岐にわたる。YouTubeチャンネル「堀江貴文 ホリエモン」の登録数は160万人を越えるなど、依然と根強い人気を誇っている。

炎上の絶えない堀江氏だけに、発言内容や言い方を批判する人を嫌いな理由としてあげる人が続出した。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/58150d5a96ce6dd55e53394786becf061904965d