東京の新規コロナ感染者5042人　初の5000人超え　都会議で2週間後・1万超予測、専門家「ロックダウンに近い策を」

東京５０４２人　都会議で２週間後・１万超予測　専門家「ロックダウンに近い策を」

　東京都は５日、新型コロナウイルスの新規感染者が５０４２人に達したと発表した。前週木曜日の３８６５人から急増。５０００人超は初めて。

　テレビの夕方ニュースなども一斉に伝え、ＴＢＳ「Ｎスタ」では井上貴博アナウンサーが「もう緊急事態宣言が効いていないことは明々白々です」と指摘。この日に行われた東京都のモニタリング会議で、２週間後に１日１万人超の試算もあったと伝えた。

　出演した松本哲哉医師は「多くの人に緊張感が伝わっていないということであれば、少なくとも、しっかりしたメッセージを出すべき。ロックダウンはできなくても、それに近いような人の流れを減らす策を打ち出さなければ、増えることを容認しているような状況ですから、このままでは減らないし、本当に厳しい状況だと思います」と語った。