加賀まりこ、自閉症の息子と出かけて周囲からジロジロ見られた経験を明かす「鍛えられます」

加賀まりこ、自閉症の息子と出かけて周囲からジロジロ見られた経験を明かす「鍛えられます」
加賀まりこ
　女優の加賀まりこ（７７）が４日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」（月〜金曜・午後１時）に出演。プライベートで１８年間連れ添う７歳年下のパートナーの息子（４５）が自閉症であることなどについて言及した。

　加賀は、パートナーと息子と出かけた際、「あの子と一緒に３人で歩いたりすると、時々急にこだわりが強くなって。『あとでタクシーに乗ろうね』って言っとくと、そのことがずーっと（頭に）残っちゃって。『タクシー…、タクシー、タクシー！』って、その声がだんだん大きくなるんですよ。そうすると周りの人がこっちを見て、何ともいえない顔をなさるでしょう。それはけっこう、鍛えられます」と明かした。

　普段、息子は学園に預けており、コロナ前は月に１度ほど自宅に戻り一緒に過ごしていたというが、コロナ禍で２年ほど帰宅できていないという。「この前、彼が息子にちょっと届けるものがあって」学園の玄関まで行った際、パートナーが息子に「『ぼく、誰かわかる？』と聞いたら『加賀まりこ！』って言ったんですって」とほほえましいエピソードも語った。

　１２日公開の主演映画「梅切らぬバカ」（和島香太郎監督）では、自閉症を抱える中年の息子との絆や他者との触れ合いを温かく描いている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c1fc734cb0e2e45e9bf0609f222cbfcb9dc2de53